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去年よりちいさき灯籠吊しけり [狂歌・川柳・都々逸]

正岡子規

この季節になると、盆の句や終戦記念日の句など、「死」を取り扱う句が多くみられるようになります。掲句は、残された側の句。毎年死者との距離が遠くなっていく「生きている側」の人間を描いています。

これに対し

いちはやく迎火焚きし隣哉(同上)

は、昨年無くなった方を向かえるのでしょうか。

死んだことないので「死」についてはなかなかわかりませんが、掲句を読むと、「死」に対する「生きている」人間の気持ちは少しはわかる気がします。


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