君子豹変 [慣用句]
君子がその過ちを改めると鮮やかに面目を一新する。俗に、考え方や態度が急に一変することに使われる。(広辞苑 第四版)
[易経革卦「君子豹変、其文蔚也、小人革面、順以従君也」]
「豹変」って、悪いコトバだと思っていませんか? 小さい人ほど「変わらない」ことにこだわるものです。
中島みゆきも「世の中はいつも変わっているから、頑固者だけが悲しい思いをする。変わらないものを何かにたとえて、そのたびくずれちゃ、そいつのせいにする」
と歌っています。
人は変わるものです。それを成長と呼んだりします。成長と言うと、ある一定の方法への「変化」のように思えますが、そんなものは幻想です。
第1回に、「変わっていく」ことを言い訳にするあたりが、僕らしいということで、「君子豹変」から始めてみました。果てさて、いつまで続くことやら。