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苦爪楽髪 [慣用句]

「大東京ビンボー生活マニュアル」前田つかさ

……あまりに忙しくて、更新が滞りました。すみません。

このコトバを覚えたのは、上記の漫画でした。タイトルとは異なり、のほほんとした東京生活が描かれています。今は文庫にまでなってるみたいで、ビックリです。

意味は「苦労しているときの爪と、楽しているときの髪は伸びるのが早い」という意味です。何となく、わかりませんか? 苦労して、手作業をしていると、指先を守ろうとして自然と爪が早く伸びる気がするし、頭使っていると毛が薄くなりそうだから、楽してるときは、髪早くのびそうだし。だいたい、路上生活者に、あんまり禿はいないし。

ところが、です。あとで、「楽爪苦髪」というコトバがあることを知りました。

そう言われてみると、楽してるときは爪を切るのを忘れそうだし、苦労してると髪を切りに行く暇もなくて、気がついたらずいぶん伸びてる、月日がたつのはずいぶん早いなあ、なんてこともあるような気がします。

今の僕は、髭も、髪も、爪も伸び放題……はい、言い訳です。


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詩人の血

はじめまして、ためになるエッセイですね。
『諺』は『言技』かなり当て字ぽいけれど
言いえていると思います。
by 詩人の血 (2005-12-15 09:11) 

s-taka

コメントと、nice、ありがとうございます。
ゆっくり、詩を読ませていただきますね。

「言技」という言葉、おもしろいですね。
いい技は、盗みたいものです。
by s-taka (2005-12-15 13:07) 

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